本:
『50歳になりまして』(著:光浦靖子、文春文庫)
光浦さんの著作はずっと気になっていて、やっと初読。うわー、思っていたよりもネガティブだなと思ったけれど、あとがきを読むと「ネガティブ沼に捕らわれていた」とあるので、それは更年期の私と同じだと、妙に納得してしまった。そうなんだよね、ネガティブ沼はなかなか抜けられない....
実は、同じ時期に同じキャンパスにいたので、勝手に少し親近感があるのです。カナダでの生活に幸あれ。
予告どおり、横溝正史作品を読み進める。たまたまKindle Unlimitedの無料登録の対象になっているのを見つけたので、とりあえず電子書籍で。
いや、子供の頃にテレビでみたビジュアルの怖さに腰が引けていたけれど、ストーリーはとても面白い。ミステリーの要素やトリックの巧妙さを残しなが恋愛要素もあったりする。ただ、金田一の存在感が思ったよりも薄く、今のところまだあまり名探偵感がない。他の作品を読んだら印象が変わるかな?
★は電子書籍
映画:
『教皇選挙』(監督:エドワード・ベルガー、主演:レイフ・ファインズ、2024年)
公開時点から見たいと思っていたののになかなか映画館に行けなかった。しかし公開当時には予定されていなかったリアルな教皇選挙があったせいか話題になり、上映期間も延長されたおかげで、やっと見に行けた。
見に行く前までは、教皇選挙の内幕のドロドロしたものを見せるのかなと思っていたけれど、ミステリーの要素もあり、現代の問題に深く切り込むテーマもあり、ええ、そうなるの??というエンディング。原作があるらしいので、そちらを読んでから見た人はまた別の感想があるのかもしれない。
アマプラに配信が入るらしいので、ぜひとも再視聴したい。
『名探偵コナン 隻眼の残像』
息子と見に行っていたコナンも、たぶんもう10年目くらい。今は一人で見に行っている。私が生きているうちに、完結してくれますように。