ゴハンノオト

食べたものと読んだもの

2024/12/3~12/6の夜ごはん

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12月3日(火)

まぐろ丼、しじみの味噌汁、サラダ、いなり餃子。

 

12月4日(水)

チキンカレーライス、サラダ。

 

12月5日(木)

ミートボールとじゃがいものトマト煮込み、雲仙ハムソテー+リーフレタス、たらこスパゲティ。玉ねぎも牛乳も切らしていたのに、無理やりミートボール。使ってしまいたい合いびき肉があったので...適当に作った割には美味しかった。

 

12月6日(金)

鍋しゃぶ、お刺身、テイクアウトのたこ焼き。

 

2024/11/29~12/2の夜ごはん

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11月29日(金)

夫作。雲仙ハムのトマトペンネ、ささみとトマトの生ハム巻き、鶏肉のネギ焼きなど。バゲットが余ってたから、ガーリックトーストだけ私が担当。

 

11月30日(土)

白菜と豚バラのミルフィーユ鍋、かぼちゃのスープ、煮豚のチャーハン、鶏胸肉の塩麹漬け揚げ。煮豚は手作り。

 

12月1日(日)

鶏鍋。もう、色々と疲れてね...

 

12月2日(月)

鯵の干物、白菜と豚バラのスープ、蒸篭蒸し(焼売、大根、じゃがいも、さつまいも、キャベツ)。無印の蒸篭、買ってよかった。

2024年11月に読んだ本

『50歳。はじまりの音しか聞こえない』(著:青木さやか)★

他のエッセー本が話題になっていたのは知っていたけれど、著作を読むのは初めて。青木さんは同年代だし、タイトルにひかれて。

エッセーというものは、書き手のプライベートを多かれ少なかれ織り交ぜて書かれているものだと思うけれど、ここまでオープンにしているものは初めてかもしれない。自分の考えや感情がそのまま言語化されている。なので、若干感情が整理されずに表現されているところもあるが、不思議とのめりこんでしまう。

スキーが流行っていた大学生の頃、深夜バスでツアーに行ったりしたけれど、実はそんなに好きなわけじゃなかったというくだり、首がもげるほどにうなずいてしまった。

 

『夏のカレー 現代の短篇小説 ベストコレクション2024』日本文藝家協会編)

人気作家11名の短編集。たまたまSNSで見かけて買った。お目当ては、江國香織さん、三浦しをんさん、宮島未奈さんの作品。無知のため他の作家さんの作品を読んだことはなかったけれど、普段読まない作品を読めるよい機会かなと。

お目当ての作家さん以外で印象的だったのが、原田ひ香さんの作品で、この短編集のタイトルにもなっている「夏のカレー」。思わぬ形で別れてしまった昔の恋人同士が還暦を過ぎてから再会し、思い出を振り返る。なんなら、また昔のような関係に戻るのか...と思いきや、最後に驚きの展開。甘く煮たお揚げをトッピングしたカレーうどん、今度マネしてみよう。

 

『月とコーヒー』(著:吉田篤弘)★

Kindle Unlimitedでおすすめされて、なんの予備知識もなく読み始めた一冊。「全作品、原稿用紙10枚程度」の短編集。最初は気の向いたときに一編ずつ、という読み方をしていたけれど、途中から一気読みしてしまった。

どの作品も、日本のような外国のような、現在のような未来のような設定で、温かさだったり、不思議さだったり、なんともいえない可笑しさだったり、じわじわくる寂しさだったり、色々な雰囲気をまとったストーリーで構成されている一冊。なにより、どのストーリーにも登場する食べ物が美味しそう(もともと食をテーマにした連載だったらしいことがあとがきからわかった)。山田焼売とたまごのケーキと肉団子が食べたい。

 

『そして、バトンは渡された』(著:瀬尾 まいこ)★

未見だけれど映画化されたことは知っていた。でも、細かいストーリーは知らなかくて、興味があったので読み始めた。

本物の悪人は一切登場しない。意地悪なクラスの女子も主人公の複雑な生い立ちを知るとトーンダウンしてしまうし、実の父との連絡を長年にわたって阻止されてきたことを知っても、何の悪感情も抱かない主人公。冷静に考えると(そうでなくても)、かなりひどい目にあっているのに、まったくねじれていない。「現実はそううまくいかないよ」と切り捨ててしまうことは簡単だけれど、小説が現実をなぞっていては救いがないとも思う。

 

 

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